天理市仙之内町に所在する前方後円墳。杣之内古墳群。円筒埴輪や須恵器、桂甲(小札)などが採集されている。
笠神山古墳墳丘測量図(S=1:1,000)
後円部には横穴式石室が破壊されたことによるものとみられる痕跡がある。
出典:天理の古墳100
「天理の古墳100」より引用。
「仙之内町に所在する前方後円墳である。標高110m付近の丘陵上に築かれている。発掘調査は実施されていないが、平成2(1990)年に天理大学歴史研究会が墳丘測量調査をおこなった。また、円筒埴輪や須恵器、桂甲(小札)などが採集されている。」
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wiki:桂甲(けいこう)
挂甲(けいこう)は、古代日本で用いられた鎧の形式のひとつ。
古墳時代の挂甲
鉄や革でできた小札(こざね)を縦横に紐で綴じ合わせて作成され、胴体の周囲を覆い前面や両脇で引き合わせて着用する。兜や肩鎧・膝鎧などのパーツが付属する。大陸の騎馬民族の鎧の影響が強くうかがえる。
笠神山古墳 (かさかみやまこふん):Googleマイマップ
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